最近のニュースで、とてもとてもとても怒っていることがあります!
それは、学校のプールで日焼け止めとラッシュガードが禁止になっているところがあることです!
禁止まではいかないけど、許可制になっているところもあるようです。
最近の夏は日差しが強くて、日焼け止めなどは必須じゃない?
以下のようなtweetもたくさんありましたよ!
まじでクロール25m泳げなくて溺れる人だからほんとにプールいらないし男女一緒なのも意味わかんないし、日焼け止め禁止なのも意口未わかんない
— なぴ (@Namago_07) July 3, 2022
学校の屋外プールが日焼け止め禁止なの理解不能なので、無香料なら隠れて塗ってもバレないから塗れと言っている。
— Sheela_na_Gig (@Sheela_na_Gig) July 2, 2022
小学校のプール、日焼け止め禁止って通達があったよ😭ラッシュガードも、指定の水着には存在しないんだよね🥲学校って、ずっと昭和のままな感じ。子供は、先生がダメって言ったらダメだと思って従うよね😭子供を守るのが、教育だと思うんだけど。
— シャンメイ (@shangmeitter) June 28, 2022
小学校にラッシュガード禁止言われたから、校長通り越して市のご意見箱にメールした。ごめんね校長先生。でも、これは1校じゃなくて全国の学校の問題だと思うんだ。
絶対ラッシュガード堂々と着れるようにしてやる! #ラッシュガード #小学校— 81リコ (@corico81rico) June 15, 2022
そこで、
なぜ学校の水泳学習では日焼け止めやラッシュガードが推奨されていないかを調査してみました。
日焼け止め禁止の理由①水質が汚れるから
日焼け止めって、プールの水質おちるんじゃね。
ある教員の「日焼け止めで水質おちるのでは?」発言で、
学校独自で日焼け止め塗るの禁止となることが多いそうです。
いやいや。
市民プールはどうなるの?
大人とかガンガン塗ってるよ。。。
何なら、香水とかシップの薬とかいろいろなものが体に塗ってある場合あるよ・・・。
学校のプールだけ禁止っておかしくないですか?
ちなみに学校のプールはきちんと塩素管理してありますので、
日焼け止めくらいでは水質は落ちません。
根拠もあります。
皮膚科医らが19年、秋田県の小学校で児童60人中半数の30人に日焼け止めを体全体に塗布して約2カ月、体育の授業でプールを利用した後、水質を調べたところ、日焼け止めによる汚染は認められなかった。
産経新聞より引用
きちんと調べてくれた方、感謝です。
ほら、日焼け止めは水質が落ちることと関係ないでしょ。
学校のプールで日焼け止めが禁止されてる問題。これがカオス。皮膚科のプロが「日焼け止めを使っても水質汚濁にならない実験データもある」や「紫外線は危険」と言っているのに、教育委員会は「各校の判断に任せる」と責任を丸投げし、学校は前例踏襲で禁止し続けてる。専門家の意見を聞こうよ。 pic.twitter.com/t2t2POGxCm
— のぶ (@talk_Nobu) June 26, 2022
日焼け止め禁止の理由②ろ過装置が壊れるから
学校のプールって、必ずろ過装置がついているんです。
ろ過装置がついているってことは、多少の汚れはろ過してくれるんですよね。
日焼け止めだけろ過NGとかありませんよね・・・。
ろ過装置について調べましたよ。
ろ過装置とはろ過を行なうための装置で、流体の中に含まれた特定物質をろ過材によりろ過、除去する機械です。一般的にろ過装置というと液体・特に水のろ過を指します。
水と少量の化学薬品が混じる液体の場合は、その化学薬品の性質や濃度にもよりますが、水ろ過の範疇として扱われます。つまり、多少の酸性・アルカリ性溶液であれば、その腐食性に耐えられるろ過装置であれば水ろ過装置が適するということです。
日焼け止めは化学薬品なので、ろ過装置がろ過してくれます!!!!!
日焼け止め禁止の理由③風紀の乱れ防止
「風紀の乱れが・・・」というのは、本当に日本の悪しき風習。
ブラック校則という言葉そのもの。
未だに一部の大人が、
「日焼け止めってしゃれてない?禁止にしようぜ。」
「子供には、日焼け止め100年早い。」
的なことを言っているらしい。
いやいや。しゃれてないし、子供も日焼け止め必要だから!!
肌が弱い子にとって、日焼けはやけどしているのと同じ。
慢性的に日焼けをすると、皮膚がんのリスクが高まる。
たくさんの日焼けに対する研究結果があります。
学校の先生にはこの研究結果を読んでもらいたい。
何より、日焼け止めを塗ったからって何も悪いことしていませんから。
お子さんいらっしゃる方、学生の方に聞きたいんですが
日焼け止め禁止の学校ってあるんですか?— すみしょう@化粧品研究 (@smishow01) June 28, 2022
未だに存在する日焼け止め禁止の学校。
そんな学校が無くなってほしいと思うのです。
日焼け止め禁止の理由④丈夫な骨づくりの機会が失われる
これは、一理あります。
日焼け止めを全身に毎日塗りたくって、全く紫外線に当たらないようになると
ビタミンDが不足します。
ビタミンDは特殊なビタミンで、
食事から摂取するだけでなく、紫外線を浴びることでも合成されます。
ビタミンDは、人間の体の中でカルシウムの吸収を助けたり、
カルシウムが骨に沈着するのをサポートする重要な働きをするのです。
ビタミンDは食品でも補えるので、参考まで資料を載せておきます。
ビタミンを多く含む食品
食品 含有量(μg) 魚 アンコウの肝 ブツ切り1切れ(30g) 33.0 サケ 1切れ(80g) 25.6 丸干しイワシ 2尾(50g) 25.0 ウナギの蒲焼き 1串(100g) 19.0 サンマ 1尾(正味100g) 19.0 カレイ 小1尾(正味100g) 13.0 マカジキ 1切れ(100g) 12.0 タチウオ 1切れ(正味80g) 11.2 身欠きニシン 1切れ(20g) 10.0 ブリ 1切れ(80g) 6.4 ちりめんじゃこ 大さじ2(10g) 6.1 きのこ きくらげ(乾) 1枚(2g) 8.7 干ししいたけ 2個(6g) 1.0 卵 卵黄 1個分(20g) 1.2 完璧なUV対策は骨粗鬆症を招く?! (2ページ目):知ってトクする栄養学:日経Gooday(グッデイ) (nikkei.co.jp)より引用
ビタミンDは魚やキノコ、卵に多く含まれるのですね。
下の表は、年齢ごとのビタミンDの摂取量の目安です。
年齢 | 目安量(μg/日) |
0~11カ月 | 5.0 |
---|---|
1~2歳 | 2.0 |
3~5歳 | 2.5 |
6~7歳 | 3.0 |
8~9歳 | 3.5 |
10~11歳 | 4.5 |
12~14歳 | 5.5 |
紫外線を防ぎがちなお子さんについては、
食品を上手く組み合わせてビタミンDを摂取するといいです。
子供の身長が伸びない!と悩む親御さん。次の栄養素を積極的に摂取するようにしてみてください。「タンパク質」「ビタミンC」「亜鉛」「カルシウム」「マグネシウム」「ビタミンD」「ビタミンK」摂取すれば身長が伸びると約束はできないが、伸びるためには絶対に必要な栄養素たちです。
— かく🇺🇸子供のケガ予防学 (@Kaku_worldwide) July 2, 2022
夏は意外にビタミンD不足になりやすいですね。日中は避け、陽が落ちてから外出したり、また、UVカット剤や日焼け防止で日傘やサングラスの完全武装はD不足に拍車をかけるよ。熱中症には注意しつつ、過度な日焼け防止対策は控えましょ。鮭は高D含有で抗酸化物質のアスタキサンチンが豊富なのでお勧め!
— Mika Maeyama ☆Lover of VitaminC (@mika_maeyama) June 30, 2022
日焼け止め禁止の理由⑤プールサイドやプール内で滑りやすい
水泳授業では、プールの底面や壁面が滑りやすいため、
日焼け止めを塗った肌が滑りやすくなることがあります。
特に、油分の多い日焼け止めを塗った場合は、滑りやすくなる可能性が高くなります。
ラッシュガード禁止の理由① 付属のパーカーやチャックが危ない
ラッシュガードというのは、肌が露出しないように水着の上に着る服的なもの。
男子も女子もラッシュガードを着ている子が増えてきています。
ただ、学校によっては、
「付属のパーカーやチャックが引っ掛かりそう」
という理由で禁止にしているところがあるようです。
いやいやいやいやいや。
ラッシュガードを作っているメーカーは、
きちんと子どもの安全性を考えてラッシュガードを製作していますから。
むしろ、ラッシュガードは子どもをけがから守ってくれますから!!!!!
もし子どもがプールサイドでこけてしまった場合を考えてみて。
ラッシュガードがあったら、ひざやひじをカバーしてくれるでしょう。
むき出しの裸だったら、けがが大きくなるでしょうね・・・。
ということで、ラッシュガードは絶対に安全です。
ラッシュガード禁止の理由② 衛生面の問題
ラッシュガードは濡れた状態で長時間着用されることが多く、
雑菌が繁殖しやすくなります。
そのため、衛生面の観点から、
学校での水泳授業においては、水着を着用することが求められる場合があります。
これは、確かにと思う・・・。
ただ、今の時代のラッシュガードは抗菌仕様のものがありますので!
まとめ
今回は、学校の水泳学習での「日焼け止め禁止」や「ラッシュガード禁止」についての、
怒りの声をあげてみました。
子どもの健康や安全を願っているのなら、これっておかしいことですよねぇ。
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